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理想論に傾倒しすぎた新任係長研修

我が社では、初めて係長になるとISO 9001の研修や新任係長研修を受ける。たしかに、初めて就く役職なので、心構えや部下との接し方などを学ぶ必要はある。
しかしながら、その研修内容を実践できる新任係長は、まずいないだろう。
その講師は、職員全員がそれぞれのポジションに応じた役割に応じて、短期と長期の業務計画を立てるよう言う。それも、4月の上旬までには完成させなければならないと。そして、4月の中旬までには、平職員は係長と綿密に話し合い、係長は部下の業務計画を把握し修正点を指導したうえで、上司である課長に部下の業務計画とともに自分の計画も説明するよう言うのである。
私も、きちんとした計画の基に業務を執行していくのが理想だと思う。
しかしながら、1年で最も業務多忙な時期に加え、人事異動や新規採用職員で初めてその業務に携わる者が、着任早々、年間を通しての長期計画を立てるのは極めて困難である。
目の前で電話は鳴り、クライアントへの対応に追われるなど、現実の仕事は片時も待ってくれない。
計画の必要性及び具体的な計画の立て方は良く理解できたので、もう少し現実に即した講義をしていただければ、より実りのある研修になったと思う。